オランダの茶色いパン

Digging into the taste of bread in Holland

Hartog’s  1901年のレシピを継ぐ小さなパン屋

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パンを買う人がひっきりなしに訪れます

アムステルダム中央駅から地下鉄で5駅、歩くと40分くらいのところに小さなパン屋があります。

アムステルフェーンに住む友人のところでごちそうになったマフィンがあまりにもおいしかったので、訪ねてみることにしました。

パン屋さん(オランダ語ではバッカレイ)の名前はHartog’s。Hartogさんが1800年代にパンを焼き始め、近隣で評判になったのが始まりです。一家は1901年にRuyschstraatに引っ越し、家の一部をパン屋に改装してバッカレイをオープン、今に至ります。

IMG_2211_1店を構えているのが大通りから横に入った特徴のない通りだったので、不思議な立地だなぁと思ったのですが、自宅兼店だったと聞けば納得です。

ここのパンはすべて全粒粉で、創業者のAagje Hartogさんが編み出した100年以上たつレシピを今でも使っています。

早速、全粒粉のパンを2種類買ってみました。

包み紙がおしゃれ

包み紙がおしゃれ

ひとつはケシの実がのっているパン、ひとつはナッツがふんだんに生地に練りこまれたパンです。スライスする?と聞かれたので、自分でスライスするのは難しいかな? と尋ねたら、大丈夫という答え。ずっしりと重いパンは、固いというよりも、ナイフでは簡単につぶれないみっちりとした生地で、パンのスライスが下手な自分でも均等な厚さに切れる安定感があります。

重さと同様IMG_2267に、強すぎず、弱すぎない味わいの生地は、何を挟んでも馴染む安心感と、もう一度食べたいを思わせる確固たる主張がありました。

 

 

 

そして、マフィン! スペルト小麦で作ったマフィンで、中にチェリーがまるごと2つくらい入っていて、ケシの実のプチプチが楽しい食感を生みだ しています。外側がちょっとだけカリっとしていて、中は適度にふんわり。バターや甘さは控えめで、他の食材で味を覆うことのない自然な味です。
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パン屋さんの数百メートIMG_2212ル先にカフェもあります。

パンを買うこともできますし、パンとジャムやハムなど挟むものを選んで飲み物と楽しむこともできます。私がいったときは、マフィンひとつとコーヒーを注文しているおじいさんがいました。常連さんかもしれませんね。

自家製ブレンドの小麦に対する信頼が生み出す滋味深い味わいが、地元にしっかり根付いているパン屋さんです。

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