オランダの茶色いパン

Digging into the taste of bread in Holland

Eierkoeken たまごパン

スーパー、ベーカリー、どこIMG_2882にでもおいてあるEierkouken。Gevulde Koekと同じく、オランダ人の甘パンとして欠かせない存在です。

朝食としてというより、日中気が向いたときに楽しむスナックのようなパンで、形から日本の甘食を彷彿させますが、直径は10cm位と大型で(Gevulde Koekといい、10cmが好きですね)、中央がかすかに盛り上がっていますが、ぺったりと平たい形をしています。

オランダ語で卵は、Ei。卵をたっぷり使ったパンで、食感はスポンジケーキほどふわふわではなく、甘食ほどパサパサでもなく、口の中で絡むようなしっとり感もあり。さしずめスポンジケーキを潰して、ぬれせんべい化したといえば、近くなるでしょうか。IMG_2885

Eierkoekenは、ほのかにすっぱいような香りと味がします。このパンには膨張材として、重炭安(炭酸水素アンモニウム)が使われおり、この膨張材はケーキなどにも使われています。熱を加えると、水と二酸化炭素、アンモニアに分解され、水は蒸気となって生地を膨らませます。卵をたくさん使うので、重曹(炭酸ナトリウム)よりも膨張倍率の高い重炭安を使い、そのおまけとしてちょっとだけアンモニア臭がするのです。

こう書くと何だかおいしくない印象を与えてしまいますが、そんなことありません。1個85カロリー(うち卵が82カロリー)と、オランダ人のカリスマダイエッターも認めるたカロリーの低さ、こんがりと黄金色に焼けたパンは、あっさりとしていて、コーヒーと一緒にパフッとかぶりつきたくなるおいしさです。2個はいけます。

日本で卵パンといえばフワフワのスポンジで甘ーい味を連想しますが、オランダの卵パンは、大きくて卵もたっぷり使っているのに、夢のようなケーキに走らず、どこか質実剛健。国民性ですかね。

適度に詰まった生地

適度に詰まった生地

 

 

 

 

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