オランダの茶色いパン

Digging into the taste of bread in Holland

Bakker Van Vessem ハーレムのベーカリー

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新しいまちに引っ越して落ち着いてきた頃、まず探すのが、まちのパン屋さんです。忙しい日はスーパーや全国チェーン展開するベーカリーでささっと買いますが、時間があるときに立ち寄れるまちおいしいパン屋さんがあれば、そのまちに一気に愛着がわきます。しかも、そのまちに根をしっかりと下ろしているパン屋さんなら言うことありません。

アムステルダIMG_2619ムから電車で約15分、しっとりと落ち着いた古都ハーレムに着きます。219ikganaar

ハーレムを中心に展開しているBakker van Vessemは、店がまえといい、パンといい、ハーレムに住んでいてよかったと思わせてくれる「まちのパン屋さん」です。

私感ですが、まちのパン屋は「なんとなくまちにある」と「まちのグレードをあげる」と2種類あると思います。なんとなく系はスーパーで買うがごとく必要だから買うという使い方になるのですが、グレードをあげる系は大げさに言えば、そのまちに住んでいることを誇りに思う気持ちにさせてくれます。Van Vessemは間違いなく後者です。

リーン系、惣菜系、甘系とオールラウンドにアイテムが揃っており、お菓子もあります。店にオーブンがあるので焼きたても。黒板には「○○は○時に焼き上がります」というメッセージがあがっています。その月限定パンなどもあってパン好きの心をくすぐります。

オランダのベーカリーはレジカウンターの後ろにバケットや食パンなどの食事パンが並べられている場合が多いのですが、言葉が不自由でかつ近眼の私には「これください」ならまだしも、「あのパンはどんなパンですか?」と聞きたいのに聞けない(言えても答えがわからない)もどかしさが常にありました。Van Vessemはリーン系の食事パンも店内のラックに並べてあるので、じっくり見比べることができるのが嬉しいです。

パンひとつ買うのにそんなに時間をかけるかという意見もあろうかと思いますが、香ばしい小麦の香りに包まれながら、あらおいしそう、こっちもおいしそうと店内をさまようのも楽しいものです。

 

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