オランダの茶色いパン

Digging into the taste of bread in Holland

どうやって食べる?!  Tompoes

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語感が妙に響くオランダ語があります。

例えば、展示会を表す「テントンステリン」。初めて聞いた時、トーテムポールがずらずら並ぶ会場が頭に浮かびました。かたいが「ターイ」、うるさいが「ラバーイ」。単語の最後に「小さきもの」を表す….tjeとかpjeも何でもかんでもつけまくるのも気になります。コップがコップェ、モバイルがモバイルチェ、ひとつ(エーン)が、エーンチェとか。そんな妙な響きをもつ単語を密かにすっとんきょう系オランダ語と呼んでいます。

このお菓子「トンプス」も、若干すっとんきょう系統で、さらに脱力系な響きもあります。スーパーのベーカリコーナーに常にある日常ケーキで、ことHEMAのトンプスが有名です。

ミルフィーユを素朴にした感じで、甘さを抑えたホイップクリームをパイ生地でサンドがお約束。どこで買っても、長方形、2枚パイ挟み、上部のアイシングは同じです。

アムステルダムのベーカリーが発案したといわれており、名前はヨーロッパを巡業していたアメリカのサーカスの出し物「親指トム将軍」(General Tom Thumb)からヒントを得たという説があります。後に、フリース人の演劇俳優でこびとJan HannemaがAdmiral Tom Pouceと名乗ったそうです。そういえば、ミルフィーユはナポレオンとも呼ばれていますね。パイと軍人の間には人知れず深いつながりがあるのでしょうか。

アイシングはサーモンピンクが一般的ですが、4月27日の国王の日、重要なサッカーの試合の前には、ナショナルカラーであるオレンジが出回ります。写真のトンプスも4月25日に買い求めたため、オレンジ色になっていました。

さて、このトンプス。きれいに食べるのが大変むずかしい。アイシングがかかったトップのパイがかたいのに、その下のクリームはふわふわ。フォークをナイフ代わりに入刀すると、パイが板となってクリームを押す格好となり、中からむにゅにゅにゅーとでてきます。とにかくかたさのバランスが全くとれていないのです。

横に倒す、味と食感のハーモニーをあきらめてとにかく上のパイだけ食べる、ぐちゃぐちゃでもとにかく食べ進めるなど色々な試し方がありますが、オランダ人友人が「ハーモニーを保ちつつ、きれいに」食べる方法をこっそり教えてくれました。

上のパイ地をはがし、下部のパイ地の下に敷く

だそうです。

 

 

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