オランダの茶色いパン

Digging into the taste of bread in Holland

ミートボール、カレーと出合う Frikandelbroodje

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オランダの王者スナックといえば、パタット、クロケット。その次にくるのが、このフリカンデルです。スナック自動販売機でお馴染のFEBOでも、15センチほどのフリカンデルがコインロッカーで温められています。

硬質なその響きで一発で覚えてしまったフリカンデル、一見、ソーセージです。調べてみると、微妙に違うようです。まず、皮がないのでソーセージとは名乗れません。そしてバリエーションは多々あるようですが、お約束は揚げてあること。そして、豚肉、牛肉、鶏肉(昔は馬肉も使っていたのだとか)の挽肉をハンバーグよりもずっと滑らかにしてあることです。揚げていることもあり、握ってもくたらず、すっくと天に向かって立っています。

このフリカンデルの誕生は諸説あります。1950年代、ドートレヒトの肉屋さんが考案したというのが有力らしく、ミートボールとして売っていた商品が原材料に使う小麦粉の配分に関する規制によりミートボールと名乗れなくなり、ほんだったらと、材料はそのままに名前をすげかえたのだそうです。

で、フリカンデルの起源をたどると、17~18世紀のレシピブックにその名前はすでにあるそうで、ドイツでもfrikadelle、イタリアではfritella、フランスでもfricandeau、デンマークではfrikadellerというミートボールがあります。ドートレヒトの肉屋さんが考案した名前にはfrikandelと、綴りに”n”が入っていますが、frikadelというミートボールは広く知れ渡っている料理なので、商品の名前を変えたら売れなくなるやんけ!という心配はなかったのではないでしょうか。。

揚げたソーセージ??なんだか重そう…と、スナックとしては手が伸びなかったのですが、パン屋さんでのお昼時、なぜか、いつものソーセージブローチェからフリカンデルブローチェを選んでみました。

ソーセージブローチェの揚げ版かいなとパクついてみると、甘めのカレーソースがいい塩梅でからんでいます。うまい。このパン屋さんのオリジナルレシピかと思いましたが、他のパン屋のフリカンデルブローチェにもカレーソースがほんのりかかっていました。インドネシア料理の影響もあるようです。ベルギーでは、Frikandelというとカレーソーセージと呼ばれているのだとか。庶民の食べ物は色んな国に見られるけれど、各国それぞれ微妙にオリジナルがあり、呼び名が変わっていく典型かもしれませんね。

 

 

 

 

 

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