オランダの茶色いパン

Digging into the taste of bread in Holland


Puntje ふわふわコッペパン

日本でいうところのコッペパン、テーブルロールにあたるパンです。プンチェといいます。IMG_3039

コッペパンよりもちょとだけ小さく、ぷっくりとしていて、テーブルロールよりも大きく、形も長方形。あ、そもそもロールされいないのでテーブルロールとの比較はおかしいですね。茶色パンもありますが、白パンが主流のよう。たいがい6つくらいがくっついて売られています。

Puntはオランダ語でドット、場所などを指します。オランダ語をよくわかっていないのであまり自信がなのですが、語尾にチェ(tje)がつくと、小さいモノ、可愛いモノというようなニュアンスが加わります。ちなみに、お店でこれ、ひとつ(een)と頼むと、「Eentje?」と聞かれたりします。辺りを見回すと、人々は「Eentje」といって注文してます。「ひとつ」にtjeが加わると、ソフトなニュアンスになるんでしょうか。そもそも1つにソフトなニュアンスをつける必要があるんでしょうか。謎は深まります。

さて、プンチェですが、何かをはさむパンとしておなじみです。オランダでは、いわゆる食パンはサンドイッチ(はさむ)されることはほとんどなく、もっぱら具をのせる「台」です。

再びはなしをプンチェに戻します。びっくりするやわらかさです。身を押したら戻ってこなさそう。まるめたら団子ができそうなしっとり感です。

何をはさむかは「各人お好みで」ですが、典型的な具のひとつにハーリング(ニシン)があります。

一般的に食には淡白な人々ですが、塩漬けされた生ニシンが初入荷される6月になると、目の色が変わります。初物が入荷される漁港スケベニンゲンでは大々的にフェスティバルが催されたり、屋台が出たり、新聞でどこのハーリング屋台がベストか神妙に評価されたりと、一種お祭り騒ぎになります。初物ハーリングはHollandse Nieuweと呼ばれ、夏をよぶ風物詩でもあるのですね。