オランダの茶色いパン

Digging into the taste of bread in Holland


Saucijzenbroodje でもソーセージではありません

突然ですが、ソーセージパンがあまり好きではありません。ソーセージが本格的なものになればなるほど苦手になります。味ではなく、外皮のパリッとした食感が強すぎで、パンと合わない気がするからです。何もソーセージをパンと一緒にしなくても、ソーセージはソーセージで食べればいいと思うのですが、どうでしょう。IMG_2149

というわけで、このソーセージパンも長らく敬遠していました。

ある日、お楽しみの列車ランチ用に駅のアルバート・ヘインで昼食パンを物色中、このソーセージパンが目につきました。友達が「あ、それ。ソーセージじゃないから!」と言い放ちました。

ソーセージパンなのに、ソーセージじゃない? がぜん興味がわいて買ってみました。

パイ生地の中におさまったカマボコ型のソーセージ状のものは、軽くスパイスの効いたひき肉でした。しかもぐずぐずに柔らかい。イギリスにいた時、周りの日本人にすこぶる評判が悪く、しかし私は大好きだった混ぜ物満載のソーセージに似ていました。材料を調べてみると、牛肉のミンチのほか、卵、小麦粉、パン粉を入れるとありました。ぐずぐず食感はここにあったのか! スパイスはグローブ、ナツメグなどにお好みでインドネシアの調味料サンバルを入れるレシピもありました。

オランダ語でソーセージはworstというのですが、このパンにはsaucijzenが使われているのは、これはソーセージ(worst)ではないということを密かに訴えているのでしょうか。

ふにゃっとして香料の効いたソーIMG_2153セージを包むサクッとしたパイ生地。食感、味とも大満足で、車中ランチ、小腹がすいた時のお供になりました。