オランダの茶色いパン

Digging into the taste of bread in Holland


Boterhamworst  ボーターハムボルスト

IMG_2283ボーターハムは「バターとハム」という意味ではなく、「サンドイッチ」にあたります。

とはいえ、「パンの間に具をはさむ」サンドイッチに限っておらず、はさむときもあれば、食パンを土台にして具をのせるだけのスタイルもあります。どちらかといえば、はさむのはランチボックスにおさまりがよいとか、パン片手に仕事をする必要があるとか、便宜上そのような形にするだけであってパンを土台にすることが多いような気がします。

カフェなどでボーターハムを注文すると、巨大な具で土台パンが隠れている一品によく出くわします。そういったボーターハムを友人に報告すると、

「それはBoterham luxeだね!」(贅沢ボーターハム)。

さて、ボーターハムの典型的な具といえば、ボーターハムを名前に冠するボーターハムボルスト(ソーセージ)です。薄切りの丸いボルストに「これって、ハムじゃね?」と思うのですが、ハムとソーセージは作る過程が違うのであって形ではないということにハタと気づくのでありました。別にソーセージがハムのように大きくなったって構わないわけですしね。

直径は10cmほどで、小ぶりなオランダの食パンにのっけると食パンがすっぽりと隠れます。ほどよい塩味が効いて肉のうまみを感じながらも、あっさりとしています。

写真はGerookte ardenner boterhamworst。訳すと「スモークしたアルデンヌ風ボーターハム」です。アルデンヌ地方はフランスとベルギーにまたがる地方で、生ハムが有名です。アルデンヌのボーターハムボルストで調べてみると、豚肉がたくさん入っているソーセージという説明があります。写真のボーターハムボルストはオランダの最大手某スーパーマーケットのもので「アルデンヌ風」は、あっさり味なら「京都風」、味噌味なら「名古屋風」と似た雰囲気ネーミングだと推察します。

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